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秋の食材で健康に!『長芋のとろっとミルク』レシピ紹介

むつみ薬局 栄養士の山田です

さて、釧路の短い夏も終わり、日中と朝晩との気温差もひらいてまいりました。
秋は、空気も冷え乾燥し始めることから、鼻やのど・肺などの呼吸器系の機能が弱まり、
いつもはブロックできていたウィルスや細菌が体内に侵入し、体調を崩しやすくなる時期です。
どうかお気をつけてお過ごし下さい。

秋の食事ポイント

旬の食材を摂り入れる
今が旬の食材には、次のような働きがあります。

〇乾燥しがちな体液を補い身体を潤して咳や痰などの炎症を和らげてくれます。
〇気温低下で閉じぎみの皮膚をひらき、水分発散を助け体内の不要な物を排出する働きを
促してくれます。

旬の食材とは??

秋は、「収穫の秋」「食欲の秋」といわれるように美味しい食材が盛りだくさんの季節です。
それらの食材は、私達の身体が必要としている働きをサポートしてくれるのです。

なし・・・水分含有量が高く、のどや肺を潤し、咳や痰を鎮める働きに優れています。
また、体に溜まった余分な水分の排出や解熱を促す働きがあります。

れんこん・・ねばり成分のムチンは、保水力があり粘膜を保護する作用があるので、
咳や痰、炎症を止める働きがあります。

 他にも、かぶやきのこ類(しいたけ、舞茸、しめじ)
さつまいも、さといも、山芋、ぎんなん、落花生、栗、鮭や秋刀魚など
粘膜を潤すだけでなく、血のめぐりを良くしてくれる働きがあり、
胃腸機能を活性化する働きもあります。
腸には免疫細胞の多くが存在することから、
働きを維持し、高めることは健康を保つ上で大切なポイントになりますね!

栄養士のおすすめレシピ『長芋のとろっとミルク』

乾燥を潤し、滋養強壮にも働く、お手軽お長芋レシピのご紹介です。
このメニューは、幼少期に喘息もちだった私の為に祖母がよく作ってくれた思い出のドリンクです。
秋や冬の冷えた空気は予想以上に呼吸器にダメージを受けます。
長芋やシナモンは身体を温め、はちみつに含まれるビタミンは粘膜を潤す働きがあります。

材料(ティーカップ1杯分)

長芋・・・・・・・ ・15g
牛乳・・・・・・・ ・230mL
はちみつ・・・ ・・小さじ1と1/2
シナモン・・・・ ・少々(お好みで)

【作り方】
1  長芋は皮をむき酢水に浸けてから、おろす。  ※1)
2  鍋に牛乳を注ぎ、弱火にかけ薄い膜が張ってきたら一度火を止める。  ※2)
3  2におろした長芋、シナモン、はちみつを加え、泡立て器などでゆっくり全体を馴染ませる。
4  もう一度鍋を弱火にかけ、お好みの温かさでお召し上がり下さい。

※1) 長芋の皮の内側の部分に含まれるシュウ酸カルシウムが痒みの原因なので、皮を剥いてから酢水に
つけることにより酸の働きで和らげることができます。
※2) 牛乳は、沸騰させてしまうと牛乳独特の臭みがでてしまうので注意。

一人分栄養価
エネルギー     184kcal
たんぱく質     8.0g
脂質        8.8g
炭水化物      21.7g
カルシウム     256g

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